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| 明けましておめでとうございます |
| 年末の「お楽しみ」の一つ、年末ジャンボ宝くじの一等当選確率は二千万分の一。人間に生まれる確率は四百兆分の一。宇宙(地球)の誕生や、生物の進化のことを考えれば、もっともな数字である。お釈迦さまは、そんな人間に生まれる不思議を「人身受け難し 今すでに受く」と言われている。そんな奇跡を深く自覚をし、人間の使命の中に生きている方に、尾畠春夫氏(79歳・大分県国東市出身)がいる。彼は、巷で「スーパーボランティア」と呼ばれている。青年期は家業の手伝いに明け暮れ、苦労の末に魚屋を開店。年金受給の歳まで勤め上げ、その後は、人のため社会のために生きている。自分のことだけしか考えていない我が身と比較する時に、危険を省みず、見返りを求めない彼の行動に、「うつくしさ」を感じる。皆、心のどこかで、誠実でありたい、勇気をもって精一杯に生きたい、人間らしくありたいと願っている。故事に「潔いものは常に汚れたものから生まれ、明るいものは毎に暗いものから生まれる。」とある。動物としての人間の本質は、個の保存、種の保存であり、決して公益な存在ではないが、そんな暗いものの中にも、仏さまは「よかれよかれ」と明るい要素を含めて下さっている。尾畠氏の周りが自然と明るくなる様に、仏さまからの光明(親心)をいただき、明るい一年でありたいと願う。本年も宜しくお願い致します。 |
| (住職) |
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