平成15年7月17日 NO.215
みなさん、お元気ですか?
いよいよ夏がきましたね。
お寺のお兄さん、お姉さんはみんなと会える日を指おり数えて待っています。お友達をたくさんさそって遊びにきてね。待ってるよ。
期 日 平成15年8月1日(金)10時集合〜3日(日)午後1時解散
会 場 大分県東国東郡武蔵町池ノ内1708 蓮華寺
対 象 小学生・中学生
会 費 5000円と米一升(米の代り500円)
記念写真希望者は800円別途必要
持参品 保険証の写し、タオルケット1枚、洗面用具、学習用具、水泳着。
申込み お申込みは電話・FAX・メールのいずれかでお願いします。
締切日 平成15年7月30日
主 催
蓮華寺住職 鶴山瑞教
後 援
浄土宗大分教区
(財)光明修養会
仏教大学児童教化研究部
蓮華寺檀信徒一同
斉藤紘子(昭和11年生・主婦)
「ただいま」
玄関に弾んだ、いつも通りの大きな声がしたかと思うと、娘はランドセルの音をたてながら、ダイニングを抜けて、鏡の前へ駆けより、そこに映った自分の顔をじっと見つめ。側にあったティッシュに水をつけて左手で前髪を上げ、右手で幾度も額から頬にかけてぬぐっている。

いつものことである。私は胸を締め付けられる思いで、じわじわと涙があふれる。それを娘に見られないように、お風呂でシャワーを顔に向けてかけながら、娘が生れて三ケ月の頃を思い出ていた。

上の子供から6年ぶりに生れた可愛い赤ちゃんの顔の左まぶたと頬と眼に青いアザがあった。近くの病院で診てもらうと、「これは消えません。いいじゃない、今頃は、皆さんアイシャドーをつけているもの」医者はあっさりとそう言ったが、私はなんだかやり切れない気持ちで家に帰り、自分の顔の左側に青黒いアイシャドーをべったり付けて、商店街を歩いてみた。ジロジロ、ヒソヒソ、私の顔に注がれるいくつもの視線を痛いほど感じながら、さあ見るなら見たいだけ見るがいいと、私は居直っていた。
娘は、これから先、こういう視線を浴びながらどんなふうに心の葛藤を重ねて生きるだろうか。辛いに違いない。
私と替わってあげる事が出来れば、どんなに救われるか。嫌なことがあった時は、私に当って欲しい。辛い時は、私も一緒に苦しもう。悲しい時は私も泣こう。私は心の中でそうつぶやきながら大またで歩き、声を出して泣いてしまったあの日。太目で丸顔で、アルプスの少女「ハイジ」のようだと言われるほど愛らしい娘だが、無情にもアザがどんどん大きくなった。

今日は、アザの事をきちんと話そう。おもいっきりシャワーを強くひねって頭からかぶり、「今日も暑くなりそうね。シャワーする?」と、洗面所から娘に声をかけたが、答えがなく、ランドセルを背負ったまま、娘はまだアザのところを拭いていた。

その日、私は、娘に可哀想な神様の話をした。
「生れてくる何人かの赤ちゃんに、アザを付けなければならない神様がいてね。その神様は『私の体はアザだらけになってもいいですから、赤ちゃんにアザを付けなくてもいいでしょうか』って偉い神様にお願いしました。そしたら『アザが付いても、強く、誰にでもやさしい心を持った赤ちゃんをさがしなさい』と偉い神様に言われたんだって。アザの神様は、毎日毎日泣きながら、普通の人よりも強くやさしい心を持った赤ちゃんにアザを付けたんだって。そしてアザのある赤ちゃんが笑った時だけ、アザの神様も笑うことが出来るようになったんだって・・・・だから厚子は、誰よりも強い心とやさしい心を持って生れて来たのよ。嫌なことを言う人は、顔にアザが無くても、心に大きなアザを付けているんだからね。さあ可哀想な神様を笑わせてあげようね」

涙と鼻水でぐちゃぐちゃの私。見上げている娘の目もぐちゃぐちゃでしたが、笑おうと必死でした。
それ以来、今まで一度も娘の口からアザのことを聞いたことはありません。

幼稚園の頃は、おばけ、青、などと言われたことは知っています。学校に行くようになり、いろいろなことがあったと思いますが、私が悲しむと思ってか、何も言いませんが、高校時代、スーパーでアルバイトをしていた時、「同じようにアザのある男の子が買い物に来たけれど、アザが大きくならなければいいなあ」とひとり言を言っていました。
今は娘にも勝るやさしい人とめぐり逢い、一児のママになって、とてもやさしく強い心を持っています。よく笑いますので、アザの神様も、やっと毎日笑うことが出来ると喜んでいらっしゃるでしょう。

私はこの子からいろんなことを学びました。
潮分社「心に残るとっておきの話」第二集より


正しくはオッコウと読む。劫とは仏教で説かれる極めて長い時間の単位。一劫とは四十里四方もある岩石の上に百年に一度、天女が舞い降りてきて衣の袖で石を払い、その石が擦りきるまでの時間を一劫という。億劫とはその一億倍だから考えることもできないような長い時間のことで、つまり永遠のことである。そんな時間のことを考えると何事もウンザリしてやる気がしなくなる。それでやる気がないことを億劫というようになった。
生涯学習の一環として、お寺で茶道教室を開くことになりました。お気持ちのあられる方は、お寺に詳細をおたずね下さい。教授は山崎ナオミ先生(国東町重藤出身)流派は江戸千家。あまりむつかしくお考えにならずに茶道を楽しもうというぐらいの軽いお気持ちでおいで下さい。
昨日(7月13日)、山門前の白蓮が一輪開きました。今年はじめての開花です。これからお盆の頃までに次々に開いて人目を楽しませてくれます。住職は3年ほど前の早朝、なに気なく蓮を見ていたら、ポンという音がして一瞬のうちに開花を始めました。滅多に聞けない音だそうですが、神秘的な光景でした。

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