東京教区光照院の吉水岳彦上人は、地元浅草を中心に路上生活者に対しての支援活動(ひとさじの会)や、東北被災地の支援活動を積極的にされている方です。その吉水上人との出会いを縁として、大分でも慈善活動を始めたいと思い立ちました。その足がかりとして、滋賀地域・東北地域の浄土宗青年会が既に始めていた、「米一升運動」(被災地食料支援活動)を、大分でも実施したいと声を上げたところ、多数の方々のご賛同とご協力をいただきまして、この度「一回目」の活動を実施することができました。お寄せいただきました善意の食料(白米2,5トン、食品50キロ)は、各種フードバンク団体及び東北地域の浄土宗青年会のご加勢をいただき、気仙沼市浄念寺有縁の方を中心とした皆さんにお配りする予定です。この度、貴重な食料をご喜捨いただきました皆さま、告知活動及び食料の集積・発送作業に従事して下さいました、フードバンク日田・日田商工会議所青年部・大分教区浄土宗青年会有志・蓮華寺檀信徒有志の皆さま、そして、この活動を支援して下さいました、吉水上人をはじめとする「ひとさじの会」、浄土宗各種関係の皆さまに心より感謝申し上げます。合掌
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静かに始まりました。

稲作していない方からも
たくさんお米を寄せていただきました。

5ヶ所の集積寺院からお米が集まってきます。

10キロ袋に詰め替えて発送準備をしています。

別容器に移し変えてから袋詰めすると早いです。

被災地の皆さんにメッセージが届きますように・・。

お昼の休憩

詰め替え作業を始めて5時間。
発送準備が整いました。

米袋にこのシールを貼りました。おちゃめでしょう。

詰め替え作業お疲れさまでした。

近所のトラックを借りて発送します。

2.5トンのお米がきれいに詰め込めました。
ただ今、最終集積地の確認中です。

今回の最終集積地はGコープさん。
リスさんの力をお借りして被災地に向かいます。

引渡し終了。今回主力となってくれた皆さんです。
次回もよろしく。
―浄米ご喜捨へのご協力のお願い―
大分米一升運動とは?
皆様の善意(佛供米)とお寺が募り、それを生活困窮者食料支援活動団体(フードバンク)や社会福祉施設に寄贈して、社会の一助となろうとする活動です。いろんな「おかげ」をいただいて生かされているお互いです。そのご恩に感謝し、微力ながらお返しが出来ればという思いから活動を始めました。
今回はフードバンクを通じて、東日本大震災被災地の方々と大分県内で食を必要とする個人や団体に対して浄米をお届けいたします。多くの皆さまと共に取り組むことができれば幸甚です。何卒よろしくお願い申し上げます。

フードバンクとは?セカンドハーベスト・ジャパンHPより抜粋)
日本では毎年五百万トン〜九百万トンの食べ物が、まだ安全に食べられるにも関わらず廃棄されています。一方で日本でも貧困線以下の生活を強いられている人たちが数十万人います。フードバンクは、そうした食べ物の支援を必要とする人たちに運び有効に使ってもらう活動です。
ちなみに、昨年の「セカンドハーベスト・ジャパン」は、東日本大震災被災地支援及び通常のフードバンク活動等を行い、約千五百トンの食品を被災者の皆さまや生活困窮者の方々に提供しています。
しかし、日本ではまだ多くの人が支援を必要としており、特に日本人の主食たるお米の供給はまだ十分とはいえません。多くの食品を必要とする方たちのためにも、みなさまの温かい応援をよろしくお願い申し上げます。
収集する食料 白米(古米・新米問いません)一升 以上
収集の期間 平成24年3月17日(土)〜24日(土)
収集場所 蓮華寺(各自でお持ち下さい)
寄贈先(支援団体) @セカンドハーベストジャパン
Aフードバンク日田
この活動は今後も続けてまいります。何卒、ご理解とご協力をお願い申し上げます。  住職拝